
香川県小豆島産 極寒製手延べそうめん
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そうめんの町、小豆島
日本の夏の風物詩として全国各地で食べられているそうめん。そのそうめんの日本を代表する産地である、奈良県「三輪そうめん」、兵庫県「揖保乃糸」と並んで日本三大そうめんとして知られているのが香川「小豆島そうめん」です。
およそ四百年前に製造技術が伝えられたとされていて、適した気候、小麦・ごま油の産地であること、冬の農閑期に生産ができることから、小豆島でそうめん作りが広がりました。冬期に吹く瀬戸内の澄んだ寒風はそうめんの天日干しには最適で、小豆島の職人は昔から受け継がれている伝統的な手延べ製法を守り続けています。 -
小豆島手延べそうめんのこだわり
手延べそうめんとはその名の通り、機械ではなく手で麺を延ばしていくそうめんのことですが、その中でも小豆島のそうめんは他の手延べそうめんとは一線を画す違いがあります。それは、麺を延ばす行程の際に、通常では菜種油を使いますが、小豆島の場合は名産100%純正天然胡麻油を使います。胡麻油によって、そうめんの酸化を防ぎ、油臭さ抑えることができます。
小麦の栽培に適した気候、瀬戸内名産の塩、前述の胡麻油など、小豆島はそうめん作りの要素がいくつも揃った最適の島なのです。 -
小豆島手延べそうめんのおいしい茹で方
こだわりのそうめんを一番おいしくお召し上がりいただけるように茹で方のコツをご紹介します。小豆島そうめんは上手に茹でることによって独特のコシが引き出されます。
①大きめの鍋にたっぷりのお湯を用意してください。目安は一人前(100g)に1リットルです。
②麺をパラパラと入れ、箸で軽くほぐしてください。
③茹で時間は2分~3分です。※途中で2/1カップの差し水をすることで、旨味がが凝縮し、コシが強くなります。
④茹で上がったら冷水でもみ洗いをします。※できる限り手早く冷やすことがポイントです。
小豆島手延べそうめんのおいしい食べ方
さっぱりした味わいの冷やしたそうめんは夏の暑い日などに食べられてるイメージが強いですが、実は他の麺類に比べて、多くのたんぱく質を含んでおり、「食べやすい」というだけでなく、食が細くなる夏の栄養補給に最適なメニューです。
また、めんつゆで食べる以外にも、全国各地で様々な食べ方があります。だし汁で温かく食べるにゅうめんや、野菜や豚肉などと炒めるそうめんチャンプルーなど、アレンジ方法は多様にあります。
是非、お好みの調理方法で小豆島手延べそうめんをお召し上がりください。